「田老_リアルナビ化計画」 実験終了しました。

掲載記事

2016.04.10 岩手日報/沿岸 「田老の魅力、映像で発信 宮古、10日から6施設に投影」
2016.04.13 朝日新聞/岩手 「田老復興の歩み 施設の壁に投影」

ニュース番組

2016.04.11 NHK全国 「おはよう日本」 5時台、6時台
2016.04.11 NHKローカル 「おばんですいわて」18時台

田老_リアルナビ化計画

国道・沿岸道・防潮堤・鉄道など、線状に町を構成するものを高台造成地から追う撮影シリーズを開始して1年半。国道切替と現道撤去に密着した田老地区での記録回数が、100回を超えました。この度、3月15日で新国道45号開通から1年の節目を迎えたのを機に、記録の一部を現地公開する運びとなりました。

2016.04.10(日)-17(日)

日没から–19:30

田老地区新国道45号切替部1.3km区間 

  
田老地区のニュース映像を、沿道施設の壁にプロジェクターで投影して現地公開します。

会場|田老野球場/田老公民館/田老第一小学校/田老町漁協ビル・倉庫/産直ドーム

※詳細・プレスリリースはこちら 

 

カーナビにはまだ表現されない日没後の町にニュースを重ねるプロジェクションマッピング。震災に耐えて点在する公共施設や復旧した野球場に田老の映像を投影して、国道から車で読み取る「リアルナビ」の構築を目指します。その一画では、再生可能エネルギーの地産地消の実現を目指す「宮古市スマートコミュニティ」のカーシェアリング車両で、電源の外部出力機能を利用して投影を行います。復興過渡期の今だからこそ、土地に備わった可能性を最大限活用して実行します。


※イベントではなく、日常を乱さず行う環境照明実験として公開します。

実験スタート

2015.12.29-2016.01.05

点灯 | 環境照明実験、野球場編。 

 

年末年始の国道両側の闇を照らしたい。

夜の国道の景観に目印をつける。

野球場を白球・点光源で照らす。

 

 

企画制作|佐々木組×国道45号撮影班。PR45 

点灯時間|日没から日の出まで|

佐々木組| 全期間点灯

①スタジアムと防球ネット支柱をライトアップ

②外形ラインを点滅灯で表示。

PR45|日没後夕方5:00-6:00

メインスタジアムのコンクリート打設から脱型までの期間に撮影したモノクロ写真の投影。

誰も震災遺構と呼ばないけれど、津波被害を現物でよく現していた「旧田⽼野球場」の解体を撮った後、旧国道上に復旧された野球場の現場で、かつての野球少年だったオヤジたちが仕事中に見せる笑い顔を記録して、町を照らした。この実験から3か月後、国道切替区間全域に範囲を広げ、「田老_リアルナビ化計画」に発展した。

 

基本企画

「田老_リアルナビ化計画」は、下記の撮影企画を基礎情報として企画しています。情報の制限期限を満了し、公開しうる一定の段階に達しましたので、その一部を新企画として公開します。

※国交省の沿岸道専用プラント稼働終了まで期限延長して記録続行。

国道45号撮影班。PR45 公式サイト
国道45号撮影班。PR45 公式サイト

現拠点|宮古市から出動中。